我が子には、生まれ持った才能を開花させてほしい・・・
子を持つ親の願いのひとつですよね。
私の場合、その思いが強くなった原因があります。
それはわたしの父のことからでした・・。
才能を開花できなかった父
僧侶である夫は、目に見えない存在(神仏やご先祖様)とつながることができます。
ある日、私の父方のご先祖からこういわれたそうです。
「○○(わたしのことです)の父親は、本当は神道の道に進むはずだった。しかし彼は商売をすることしか考えていなかった。何度もサインを送ったが、全く気が付かなかった・・・。」
どうやら私の父は、宗教家になるために生まれてきて、ご先祖様たちが一生懸命その道に導こうとしたのですが全く気が付かなかったらしいのです。
主人は占いもしていますので、私の父の生年月日から調べてみると、やはり”宗教家”の星をもって生まれてきていました。
もし、その才能に気づいて宗教家になっていたら、ものすごいカリスマ性を発揮していたというのです。
父に聞いてみたところ、
「自分は商売をすることしか考えていなかった・・。もっと早く言ってもらえれば・・・笑」
(笑うな!)←私の心の中
父は、商売をしている両親の元に生まれたことで、自分もその後を継ぐと小さい頃から思い込んでいたそうです。
でもその傍ら、宗教に関してものすごく興味があったのだとか。
ですがそれは趣味の領域だと思っていたみたいですね。
・・・70歳を目の前に、自分の才能を活かせなかった人生だったことに気づいた父は「生まれ変わってまた頑張るよ」と、今世で才能を開花させることをあきらめたのでした・・・。
この父の出来事から、じゃあわたしはどうなんだろう・・
持って生まれた才能ってなんだろう・・と思いはじめ、
今まで自分の才能を活かせてこれた人生なのか、父のように、せっかくご先祖様がサポートしてくれていても気づいていないんじゃないか・・と気になりました。
あ!夫に聞けばいいと思い
「私の才能ってなんだろう?」ときくと、
言葉を濁されてしまいました・・。
それは自分で見つけなさい、自分で「コレだ!」と思えるまで模索しなさいという意味なのでしょうね。
こういうことがあって、子供たちには持っている才能を活かして夢を叶えていってほしいな・・と強く思うようになりました。
子供の才能を伸ばすために親ができること
家とご飯と笑顔があればいい!
私のように「才能を開花させてほしい」と願う気持ちが強いと、早い段階で自分の才能に気づいてほしいと思いがちになります。
これは、子どもに”最短距離”でその道をみつけてほしい、夢を叶えてほしいと思ってしまうということです。
そうすると、子どもの”今”を見失ってしまいますよね。
子どもは、今日はブロック遊びが好きだけど、明日になれば車で遊ぶことが好きになっているというように、今日と明日とでは夢中になっていることが違います。
子供の未来ばかりに気持ちがいきがちですが、今日、今楽しいこと、笑顔でいることが大事。
子供の”今”の喜びに集中することで、魂も輝くのです。
親は先回りせず、子どもを見守ること。
そっちの道よりもこっちのほうがいいよ、と言ってあげたいけど、ガマンガマン。
子どものやりたいようにさせ、子ともが泣きついてきたときに手を差し伸べる。
子どもは色々な経験をしながら、危険や困難の乗り越え方を学び、これは危険なんだと身をもって知るのです。
その過程を邪魔しないことが親の役目です。
子どもをいつも気に留めて見守ってあげること、安心できる家とご飯、そして笑顔で子どもをホッとさせることです。
楽しみとワクワク感と待つこと
「楽しい」
「嬉しい」
「幸せ」
「好き」
「美味しい」
「ありがとう」
など、波動の上がる言葉を使ったり、味わったりすると、人間の潜在能力がどんどん引き出されるそうです。
なので、できるだけこの気持ちになれるシチュエーションを作ってあげること。
例えば、おやつ一つだけでもいっぺんに波動があがりますね。
子供の楽しみは何なのか、探してみてください。
親子で遊ぶ、ゲーム感覚で勉強してみるというのも子供の”楽しい”につながるのではないでしょうか。
もう一つは、ワクワク感です。
ワクワク感は、楽しみなことを「待っている」状態にも味わいます。
子どもに欲しいものがあって、すぐに買ってあげたいけれど、あえてクリスマスや誕生日まで待つことをさせるのです。
あるいは、何かをするために一つ我慢させるのも効果的ですね。
待つ=我慢であり、小さい子であればあるほど難しいかもしれません。
でも、この待つ間を楽しめるようになると、夢を叶えるのにもあきらめずに楽しみながら待つということを覚えるのです。
そして、待ち望んだものを手にした時の喜びを味わった時、また波動がぐんと上がるとともに能力も引き出される。
ワクワク感は夢を叶えるため、潜在能力を活かすためにはとても大事な心の栄養素になるのです。
書く(描く)ことで五感を刺激する
紙に絵を描く、色を塗る、文字を書く・・この時に使うクレヨンや絵の具、鉛筆のにおいや感触があります。
また、たくさんの色や絵によって視覚が刺激され、書くこと読むことでも集中力を高め、間違いや汚れに対する注意力も働きます。
紙は神とも書きますよね。
これは、紙は神とつながっているということで、集中して何かを書いているときや読書をしているときは神とつながっているときなのだそうです。
というのは、集中しているときは無意識(潜在意識)ともつながっているとき。
まさに、潜在能力を使っているときなのです。
ご飯やお風呂の時間でも、なるべく切りのいいところまでは声をかけずに見守っていましょう。
まとめ
才能を開花させるためには、
潜在意識とつながることです。
そのために親ができることとして
「家とご飯と笑顔でホッとさせてあげる」
「ポジティブな思考でいられる環境を作ってあげる」
「ワクワクと待つことを教えてあげる」
「書く(描く)ことで五感を刺激する」
を今回はお伝えしました。
でも、親がサポートできること、心掛けることはまだまだありますよね。
今世で才能を活かせなかったわたしの父の性格の特徴は、思い込みが強いく、顕在意識で全てをコントロールしているような感じの人です。
リラックスしているのはお酒を飲んでいるときというくらい(笑)
潜在能力とか、あまり考えたことがないだろうな・・。
才能が開花するしないは、本人次第。
でも親として子供が才能を活かせて幸せな人生を歩むためにできることがあるのなら、サポートしていきたいですよね。
我が子には、どんな試練でも乗り越えていけるような勇気と決断力をもち、自分の力を信じて人生を歩んでいける力が備わってくれればいいな・・と願うばかりです。
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