「朝を制する者が人生を制する」
という名言は、聞くたびにワクワクします。
スターバックスのCEO ハワード・シュルツ氏が毎朝4時30分に起きているという話は有名ですが、早起きをしている世界のCEOの名前をあげればきりがないというほど、ほとんどの成功者が早朝の時間に投資しています。
じゃあ、その時間に一体なにをしているのか・・。
iTunesでベストセラーとなり、世界13か国で話題になっているローラ・ヴァンガーダムの著書「うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか」が日本でも出版されました。
うまくいっている人が朝食前に何をしているかだけでなく、週末の過ごし方、早起きをして人生を変えた人たちの時間管理の方法やタイムログなども紹介されていて、読み応えアリ。
朝食前の時間をうまく活用して、理想の人生に着実に近づきましょう!
成功者が朝食前にしている3つの習慣
早起きして、その時間を何に使うのかがとても大事。
うまくいっている人の朝食前の習慣を分析した著者は、
・「キャリアの発展につながる行動」・・・戦略を練る、集中力の必要な作業
・「豊かな人間関係につながる行動」・・・家族や友人に最高の自分を提供する方法
・「自分を育てる行動」・・・運動、瞑想など精神面を整えること、創造的な活動
の3つにわけて詳しく説明しています。
わたし自身も3年前から朝4時起き。苦であるどころかやりたいことが多すぎて3時半に起きることもあります。
わたしは早起きを始めて3年の間に、この3つの習慣を実行していました。
キャリアの発展につながる行動
朝の時間は誰にも邪魔されない自分だけの時間です。
この時間帯に、集中力が必要な仕事や前からやらなければと思っていたことをすると効率が上がるという考え方です。
例えば、副業をしているのならこの時間帯に一気に済ませることができれば本業に集中できるというもの。
昼間は育児で手一杯あのであれば、この時間帯を自分のキャリアアップのために使えばいい。
わたしが早起きするようになったきっかけも、育児で昼間の時間に自分のしたいことが何もできなかったからです。
じっくり資料に目をとおしたり、目標を設定してどう進めていくかを考えるには適していました。
豊かな人間関係につながる行動
共働きだったり仕事の時間が不規則だったりすると、子どもとの時間や夫婦の時間、家族の時間が思うようにとれないがためにコミュニケーション不足になっている・・・
そんな方にはおすすめの朝の時間の活用法になると思います。
子どもにさみしい思いをさせているんじゃないか・・と不安に思うママさんのストレスまで解消出来ちゃいますから。
朝少し早く起きて子どもと朝ご飯を作るのもよし、会話を楽しみながら食事をするもよし、ベッドでゴロゴロしてスキンシップを楽しむのもよしです!散歩だってできます。
夫婦の時間も同じように楽しめます。
この時間を使って、メールやSNSのチェックをしたり、友人にメールを書く時間にしてもOKでしょう。
わたしは主人とコーヒーを飲みながらゆっくり話をする時間にしてみました。夫婦の絆も深まるし、頭に雑念がないからか、相手に対しても柔軟になれますよ。
一日のいいスタートがきれます。
自分を育てる行動
わたしにはこれが一番向いていました。
運動するには朝が一番効果があがるともいわれているように、一日を通して身体の調子はいいしよく動ける。
頭の中もスカッとして、朝食が一段とおいしく感じられます。
また、運動は朝のほうが習慣化しやすいという研究発表もあるほど。
朝の運動が習慣になれば健康も手に入れらるし、頭がすっきりして一日の生産性もあがるので一石二鳥なわけです。
運動を終えてシャワーを浴びてもまだ時間に余裕があれば、ぜひ瞑想の時間に当ててほしいです。
仕事の成功は朝の瞑想のおかげだという人がとても多い。
思考がクリアになると、いろいろなアイデアが浮かぶようになるのでしょうね。
わたしは「なりたい自分」をイメージしてワクワクすることが大好きなので、朝の瞑想の時間はそれを思いっきり楽しみます。
関連記事:イメージングのコツは?潜在意識を活用して願いを叶えよう!
ちなみに、夫は僧侶なのですが、お経を唱えながら瞑想に入ってますね。。。
早起きは三億の得!?
「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、「三文」とは一文銭が三枚のこと。三文はごくわずかな金銭ですがそれでも得るものがあるということです。
タレントで俳優の哀川翔さんが早起きする芸能人としても有名ですが、「早起きは3億の徳」というタイトル本を出版されています。
朝4時に起床するようになってから人生が激変したという哀川さんの経験からも、やっぱり早起きにはメリットが多いのかなと感じます。
早起きをすることで海外の株の情報もいち早く得られる!
単純に三億円を得られると解釈もできますが、早起きという習慣が夢実現や成功を掴める自分に変われるんだという期待や希望まで持てますよね!
早起きが苦手な人へ・・・
「朝なかなか起きられないのは、その日にしなければならないことを考えてうんざりするからだ。その日にできる楽しいことではなく、面倒な義務のことばかり考えている」
「逆に、楽しみなことを考えれば、ベッドから出るのも簡単になるだろう。脳が集中することが自分の現実になる」
*P62ページ
早起きが苦手な人にとって、朝活は過酷なものかもしれませんね・・。
克服するにも苦手の度合いによると思いますが、目覚ましがなっても気づかないレベルなら時間がかかりそうです。
早起きは苦手だけどそんな自分を変えたい!
そう思うのならやりましょう、早起き。少しずつでいいんです。
いつもより早く寝てみてください。
その次はいつもより5分早く起きてみる。毎日5分、10分、15分・・・と少しずつ時間を早めていけばいいんです。
最初は何もしなくてもいいから、まず起きてみましょう。
慣れてきたら、一番好きなことをやってみましょう。
コーヒーが好きなら美味しいコーヒーを淹れてみてください。
音楽を聴きたいなら聴いてください。
本が好きなら読書を。
そうすると段々起きることが楽しみになっていきます。
この本には、「意志力だけでは早起きはできません!」と書かれています。
早起きを習慣化させるには、やりたいことを楽しんでする時間だということを感じることが大切です。
あなたは朝の時間を何に使いたいですか?
まず、「自分が好きなことを一つやる」ことからです。
まとめ
朝食前の時間が大好きなわたしにとって、ますます朝が楽しみになりました。
やりたいことが多すぎて午前3時半に起きちゃう日もあります。
朝食前になにをするかは、色々試してみることで自分に合ったスタイルが確立されていきいます。
「自分にはこれが一番合ってる」と思えることに出会えると、早起きはもう歯磨きをすることのように習慣化されて無意識レベルになっていきますよ。
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