わたしの父・けんじぃ(68歳)は、
2015年に第2型糖尿病と診断されました。
関連記事≪糖尿病と診断されてから1年3ヶ月で克服しました!≫
「薬にたよらないで、糖質制限とウォーキングで治してみよう!」
そう決意して1年3ヶ月が経ち
血液の再検査をしたところ、
血糖値もヘモグロビンも正常値に戻っていました。
そんなけんじぃの
「糖尿病克服 物語」です。
【けんじぃの 糖尿病 克服物語】
第一章・二章はコチラ
第三章:なぜ糖尿病になったのか?
けんじぃは、甘いものも食べない、
間食もしないのですが、お酒、麺類、
丼ものが大好物でした。
1949年の3月生まれで、
身長167㎝(昔は170㎝!?)
体重69㎏
というのが、2017年現在。
糖尿病と診断されたときの体重は74㎏、
人生のMAXの体重は86㎏あって、
ウエストは105㎝あったのだとか。
(完全なメタボ)
そんなけんじぃ、60歳を過ぎたあたりから
甘いものも食べるようになり、
大好物メニューに加えて、
菓子パンやケーキ、和菓子も好んで
食べるようになったそうです。
運動はたま~にウォーキングをする程度。
糖尿病と診断されたときの食生活を見てみると
・朝食のご飯は軽く2杯。
・昼食は決まって麺類or丼もの
・たまに間食で菓子パン類をつまんでいた
・夜は、アルコールをメインに野菜と肉魚料理。
・そのあとデザートに、
母の手作りケーキ(うちの母の趣味)やフルーツ
を食べていた。
これで体が健康なわけがないです!
一日中糖質のとりっぱなしですね・・。
ですが、
甘いものを食べることが習慣になる前は
健康診断では糖尿病の気は全くなかった
のだとか。
これが生活習慣の恐ろしさですね・・。
そして、糖は「一度食べたらクセになる」
という常習性の怖さを思い知らされます。
第四章:糖尿病とは血管障害!?放置するとどうなるの?
そもそも「糖尿病」とは一体どんな病気なのでしょうか。
けんじぃにわかりやすく説明してもらいます。
糖尿病とは血管の病気
血糖値が高いと、
糖尿病の疑いが濃厚となるわけですが、
「血糖値」は、
グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール
成長ホルモンといったホルモンで血糖値を
あげ、膵臓で分泌されるインスリンで
血糖値を下げたり、血液の流れのバランスを
とってくれます。
でも、糖分を摂りすぎて血糖値が上がると
インスリンの分泌が間に合わなくなり、
血液中(血管)にどんどんブドウ糖が
溜まっていくんですね。
血糖値が上がったり下がったりすると、
血管内部を痛めてしまい、
血管の内部がささくれだってきます。
そのささくれに「コレステロール」が
ひっかかるようになってしまい、
血液が流れにくくなるのです。
コレステロールが溜まり、
血液が流れにくくなるとどうなるか?
まず先にやられるのが、
心臓から一番遠い場所の”足先”です。
毛細血管に血液が回らなくなってしまい、
血管がふさがってくる・・
そうすると、壊疽(えそ)になってしまいます。
そして、血管が硬くなって血液を詰まらせて
しまう「動脈硬化」につながっていきます。
詰まった血管は、破裂する恐れがでてきます。
これが、心筋梗塞や脳梗塞、大動脈瘤と、
命に関わるおそろしい症状を引き起こす・・。
もう一つ、足と同様に「目」にも影響が
でる可能性が高いといわれていますよね。
「糖尿病網膜症」とよばれる、
目の中の網膜が障害を受け、視力が低下する
病気です。
最悪、失明に至ることもあるというから
恐ろしい・・。
こうして徐々に毛細血管などの細い血管から
詰まっていく。
糖尿病を放置しておくと、体内に血液が
回らなくなり、「糖尿病性腎症」を発症し
人工透析療法を受けなければならなく
なるケースもあります。
糖尿病自体は、痛みも感じないし、
自覚症状はないのですが、
何も対応しなければ、数年後には
さまざまな合併症を発生するリスクが
高くなります。
糖尿病を放置することの危険性を
しっかりと頭に叩き込みましょう!
血糖値はコントロールする!
糖質の少ない食事を心がけ、
有酸素運動を生活に取り入れることで
血糖値はコントロールできます。
「糖尿病」の家系でもないから自分は無縁
と思っていても、
けんじぃのようにある日突然「糖尿病」
に・・なんてことがあってもおかしくない
時代です。
自分と家族の健康、守っていかなきゃ
いけないですね☆
次へ続く☆
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