女優・長澤まさみさん。
2004年の映画『世界を中心で、愛を叫ぶ』で大ブレイク。
その後も第一線で活躍し続けていた。
その一方で囁かれる熱愛の噂。
彼女の魅力に引き寄せられる男は数多く、
すこし危なげな恋愛もささやかれていた。
彼女の女優活動をみていると、
実はw主演、ヒロイン役が多く単独主演が少ない。
主役級の女優なのに。
確かに・・・同世代人気女優たちとは活躍の仕方がちがう。
2014年の連続ドラマに出演したが、脇役。
正直、「もう長澤まさみはオワコンか」
と思っていた。
長澤まさみは終わっていなかった
2017年1月、彼女がブロードウェイミュージカル『キャバレー』の舞台に立った。
彼女が演じたのは主人公の歌姫・サリーボウルズ。
まさかだった。
あの長澤まさみが露出度の高い衣装に身を包み、
大胆な演技と歌声を披露した。
その表現力は長澤まさみが長澤まさみを越えた‥
と思わせるほど。
彼女はこの作品で変化を遂げていた。
彼女の魅力を引き出したのは
この舞台の演出を手がけた松尾スズキ氏といえる。
実は彼女は松尾スズキ氏の演出を以前から受けたかったらしい。
彼女はこんなコメントをしている。
ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、また1つ女優として新たな一本を踏み出してみたく、挑戦することにしました。
(中略)
不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです。
彼女はここ数年、
女優としての自分の立ち位置、
自分が何がしたいのか、そういうことに
悩んできたのではないだろうかと思う。
女優の仕事は好きだけど、いつも
「コレじゃない感」があったのかなって。
そんな彼女が今作で自分の殻を破った気がする。
というのも、
この舞台にむけて松尾スズキ氏に彼女が言った言葉は
「なんでもやります!」
今の自分から脱皮したかった、
この作品をやってみたかった・・・
そんな思いが伝わってくる。
新たな挑戦は怖いけど、
それが自信につながるんだな。
それを見せつけられたような感じ。
新たなことにチャレンジして、
ただがむしゃらに目の前のことを
全部吸収したから長澤まさみは変化を遂げた。
グッと色気が出て魅力が増したワケはこれだ。
この舞台をキッカケに、
NYへ演技留学を視野に入れているようだ。
これから彼女が
どんな演技でわたしたちを魅了してくれるのか、
楽しみになった。
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