お坊さんとの結婚は大変?寺ヨメになった私が思うこと。

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出典:http://chugokubridal.com/



「お坊さんと結婚する」って実際どうなの?



私がよく聞かれることの一つです。


お坊さんって、
ちょっと特殊な職業というイメージですし、

一般家庭とは生活スタイルが違うように見えますからね。



私も嫁ぐまで、

「私に務まるだろうか」

と、不安もありました。


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お坊さんはそもそも結婚していいの?

日本ではお坊さんは明治時代まで、お坊さんの結婚は禁止されていました。



やっぱり、一度俗世から離れた存在であるからでしょう。



ですが、明治政府によって肉食妻帯(肉を食べ結婚すること)が禁止ではなくなりました。

実際に、浄土真宗の祖師・親鸞は肉食妻帯だったと言われていますよね。



ご存じのとおり、現代において、お坊さんが結婚することは法律でも認められています。


お坊さんとの結婚は大変?

お坊さんとの結婚は大変なのでは・・?

とみられがちですし、

このSNS上でもお寺のお嫁さん方が

「大変です」「楽しいです」など、ご自身の結婚について語られていますよね。



これは、その僧侶が

お寺さんの息子さんなのか

大きい檀家寺なのか

副業でお坊さんをしているのか

など、その僧侶の立場によっても違うと思います。


そして、僧侶の両親と同居なのか別居なのか、

僧侶が嫁に何を求めているのか、

嫁自身がお寺のくりとしてどうなのか・・。


こう考えてみると、一般家庭とさほど変わらないと思いませんか?


ただ、檀家寺でたくさんの檀家さんがいらっしゃる大きいお寺さんとなると、そのお寺に代々伝わることを覚えたり、檀家さんとの関係、姑、姑との関係などなど、大変なこともあるかもしれません。



でもこれって、自営業の方と同じだとも思うんですよね・・。



会社のことを覚えて、お客様やお得意先の方と接するのと同じことだと・・。



なので、お寺に嫁いだ方が、人と接するのが苦手だったりすると”大変”と思ったり、その環境に染まれないタイプだと苦労するのではないでしょうか・・。


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寺ヨメになった私が思うこと。


寺ヨメは一生安泰?

私が嫁ぐとき

「でかした!」とか「将来安泰だね」とか言われる方も正直いました。



”坊主丸儲け”

なんていう言葉もありますからね。



「お寺は税金も払わなくていいし、檀家さんのお布施で左うちわだからでしょ?」

と、思ってらっしゃるのですよね?



いや いや いや いや いや いや、

確かにそんな時代もあったのかもしれない。



僧侶もちゃんと税金払ってます!(笑)

ただ、宗教法人の収入に対しての課税はされませんが、そのお寺の住職は、お寺から決まった金額のお給料を頂いています。



収入すべてが住職のポケットマネーではありません。



檀家さんのお布施で左うちわなんて、そんなこともありません(笑)

会社の売り上げと同じで、お布施などはすべてお寺のお金です。



お寺だって潰れる時代ですよ?


みんな生活を守らないといけないんです。

まず出費の何から削ります?

生活に直結しない費用から削りませんか?

檀家離れ、墓じまいが進んでいる今、お寺にとっては深刻な問題なんです。



≪お寺の「檀家」の意味は?実際の費用や義務って?≫

≪墓じまいが急増‥先祖は反対?賛成?住職の意見や本音も聞いてみた!≫

お寺に嫁いだから”一生安泰”ではないんですぅ~!!


寺ヨメは前に出るな

これ鉄則ですね。

嫁いだ時、主人からもいわれました。


檀家さんや信者さんは、

そこの住職、神仏に手を合わせにいらっしゃいます。(掃除の日は別です)

なのに嫁がしゃしゃり出てあれこれ・・


ないでしょ(笑)


裏方に徹するのが寺ヨメの役割です。

表に出てくると邪魔なんです。



どうしたら住職が動きやすいか、

仕事がしやすいか、

檀家さんや信者さんが何を求めているかを考えて行動する。


住職である夫が

いかに光るか、

いかに光らせるか!
(頭じゃないですよ~笑)

こうした自分軸を持っていれば

大変というふうには感じない・・

というのが、個人的な意見です。



だから、



住職がシワシワの衣装で人前に出ないように、

衣装がほころびていないか、

足袋はきれいか、

仏具は磨かれているか、

信者さんや檀家さんたちが気持ちよく過ごせるように、そうじは行き届いているか・・


私は幸か不幸か、姑・姑がいません。



主人の父親は、

主人が生まれた時にはもう離婚していましたし

母親は主人がお寺に入る前からほぼ絶縁状態。



ただ、お寺を創業した際に

ちゃんと支えてくださった方々がいらしたので

今があります。



なので、私には「おくり」(お寺のお嫁さんのこと)という立場のお手本がいないのです。



未だに、自分の立ち回りが分からなくなったり、

こんな時どんな言葉をかければいいの???と

半分パニックになることもありますが

住職にアドバイスを頂きながらやっております。


裏方番長としては、掃除は当たり前。

お寺って、掃除以外にも意外とやること(雑用)が多いんですよ。

でもそれを日々こなすのも

「やらせていただいている」

と思っています。



でないと、日々同じことを繰り返すことに疲れてストレスがたまりますからね・・。



「おくり」として、きちんと務まるのはまだ果てしなく先になると思います(笑)


檀家さんや信者さんとのお付き合い・・

”大変”といえば、おくりさんは人間関係に悩む方もいらっしゃるかもしれません。



檀家さんや信者さんはほぼ全員、年上になります。



それに、私よりもお寺のことに詳しわけですから

私がえらそうにしていたらどうなりますか?



考えただけでもゾッとします(笑)



檀家さんや信者さんからは

「いかに可愛がられるか」

ですよね?



私と親しくなることをメリットに感じている方も中にはいらっしゃるのですが、こちら側は「深入り」は禁物。

女性なら、お喋り好きだしやっぱり立ち入ってこられる方もいらっしゃるわけです。

なので、そこはうまくかわして、お一人お一人平等に接していくことを心がけています。


そして、姑・姑に悩まされる・・というお嫁さんもいらっしゃるハズ。

でもね、嫁・姑問題なんて結婚すればみぃんな何かしら経験しますから。



お寺が特別ではない、ということですよね。。。。


まとめ

「お坊さんとの結婚は大変?」

について、実際に寺ヨメとなった私が思うことを綴りました。



”坊主まる儲け”ではない!



決して前に出ない。裏方に徹すること。



檀家さんや信者さんに可愛がられること。


結局、”自営業と同じ”だと私は思います。

嫁として妻として母として、自分がなにをすべきかってことが大事で、それを日々こなしていくだけです。



なので、ここにご縁があったことに感謝して

「私がやらせていただく」という気持ちで取り組むと、案外なんでも楽しくなるものですよね。

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