お坊さんに霊感はあるのか・・。
けっこう気になることですよね。
一般的にお坊さんと接する機会は少ないですし、直接こんな疑問を投げかけることはほぼ無理(笑)
ということで、我が家の住職に聞いてみたいと思います!^^
お坊さんに霊感はあるの?
住職いわく、僧侶の4分の1くらいは霊感があると思っていいとのことでした。(個人的な意見です)
でも、基本的に僧侶はそれを口にしないとのこと。
仏教の根本教理である「色即是空(しきそくぜくう)」という、この世に存在する全ての形あるものなない、全てはゼロであるという考え方から、実際に霊感があることも否定するそうです。(釈迦も霊力があったことを表にはださなかったのだとか)
”全てはゼロ”という考えなので、死んだ時も恨みつらみ、感謝さえも持たない、それが最良なのだそうです。
実際、「私には霊力があります」といわれたらどうでしょう。。。
なんだか拍子抜けしそうです・・。
そもそも霊感って?
”霊感”の意味を調べてみると、
・神仏の不思議な感応
・ピンとくること、インスピレーション
とあるのですが、その”霊感”は元々あって僧侶になったのか、それとも修行中に自然と備わるものなのか・・。
住職曰く、どちらもだそうです。
それに、”霊感”が強い人もいれば弱い人もいます。
声は聞こえるけど見えない、見えるだけ、感じるだけ・・と、その度合いも人それぞれ。
それに、お坊さんだから霊感があるということでもなく、一般の方でも霊感がある方はたくさんいらっしゃいます。
霊感はみんなにある
小さい頃は実際に目に見えないものが見えていたり聞こえていたけど、大人になるにつれてなくなった・・という方もいらっしゃるのでは?
住職の話によると、
大人になってからも霊感がある人は、魂が汚されなかった人なのだそうです。
霊感は遺伝という話
霊感がある人の子どももまた霊感があるというのもよく聞く話ですが、霊感は遺伝なのか?も聞いてみました。
という答えでした。
・・なるほど。
・・霊感が全くない私・・私の魂にはどれだけ分厚い卵の殻がかぶっているのか・・・。
修行すれば霊感がはたらくようになるの?
お坊さんになるための”修行”には、知識や作法を学ぶ他に、「自分自身を見つめ直すこと」こともあります。
修行僧の中には、お寺さん関係の方だけでなく、社会に出て世の中の表も裏も経験した方も入ってきます。
そういう俗世から入って来る人は、否定から入る人が多いのだとか。
例えば、「なぜこんなに掃除をしなくてはいけないのか」「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」とかですね。
修行していくうちに、こういった魂についたホコリやゴミがとれていくそうです。
修行僧が一日の多くの時間を掃除に費やすのは、自分の魂についているホコリを落とすためで、魂を磨きなさいという教え。
そうして修行を積み、究極のところに来た時、神仏の声が聞こえるようになったり目に見えないものが見えるようになったりするようになることがあるそうです。
ちなみに、修行の効果が出やすいのは、魂が元々きれいな人かボロボロに汚れている人のほうが上手くいくと言っていました。
中途半端な人ほど修行の効果が出にくいように思うそうです。(霊感がはたらくようになるということではありません)
うちの住職は・・
うちの住職に霊感があるのかというと、答えは「Yes!」です。
小さい頃から、たまにどこからか声が聞こえてくることはあったそうですが、滝行をしている時に見えるようになり、神仏やご先祖の声が聴こえるようになったのだとか。
今も普段の生活の中でも見えていますし、声も聞こえていますね。
霊感があるからこそ、信者さんや相談に来られる方のご先祖様や、個人の後ろについている方の声をご本人にお伝えすることができる、そして神仏のおかげでこの仕事が成り立つんだと言っていました。
我が家には6歳の娘と5歳の息子、11歳になる犬がいますが、私以外みぃんな霊感があります(笑)
犬ちゃんなんて、私より勘が鋭いですからね。
・・私も自分の魂にかぶせてきてしまった”ホコリ”をお掃除中・・。
お掃除の仕方についてはまた次回に!
本日はこの辺で。
お読み頂きありがとうございました。
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