お金は努力で稼ぐもの?成功者は努力してるなんて思ってないよ





わたしの姉の話をします。

40代半ばにして独身、彼氏ナシの飲食店の経営者です。

一言でいうとものすご~く働きもの!
経営者ですが、店にも出て仕込みもして、スタッフが急に休むとなると自分が休みを返上。

それだけでなく、知り合いから応援を頼まれればそちらのお手伝いにもいきます。

姉はべつにお金に困っているわけじゃないので
「なんでそんなに頑張るの?」と聞くと

「頑張れるときに頑張っておかないと。老後のために」って。

まぁね、気持ちはわかるけど体壊したら意味ないですよね。



スポンサーリンク



お金のこと、どう思ってる?

「わたしさ、夜に家でボーっとしてる時間がもったいないって思うのよ。お店はスタッフに任せてあるから自分はどこかはたらきにいこうかなって思って・・」



はぁ?まだはたらくの???

わたしは姉の言葉が信じられませんでした。



ボーっとする時間って大事ですよね?

ホッと一息つくのって必要ですよね?

そこで一つ質問してみました。

「お姉ちゃんさ、お金のことってどう思ってる?」

「努力して稼ぐものでしょ。」

と姉は答えました・・・。


人は「思ったとおり」の生きかたをする

「お金は努力して稼ぐもの」

「お金は使えば入ってくるもの」

「お金は仲間をつれて戻ってくるもの」

「お金は感謝のあるところに集まるもの」

「お金はどんどん減っていくもの」

などなど、人それぞれお金に対する価値観があるものです。一言では言い表せないですしね。



人は、自分が思った通りの生きかたをする」といいますが、「お金は努力して稼ぐもの」と思っている姉はお金は努力しないと入ってこない生きかたをしていることになります。

・・・イメージとしては一生働き続けないといけない・・という感じ。

お金に不安を抱いている人はずっとお金に対して安心することはないということです。

この話をすると、姉はとても納得している様子でした。



「努力して稼ぐ」という姉の考えは、ある意味正しいです。

なぜなら、姉は本当にその思いで稼ぐことができているから。

なので「正しい努力」をしているといえます。

でも世の中には、努力しなくてもお金が入ってくる人だっていますよね?



スポンサーリンク



成功者は努力してるなんて思ってないよ

僧侶である主人は、一代でお寺を創立しました。

ある意味、夢をかなえた成功者だと思いますので、主人に聞いてみました。



私「成功するために努力は必要?」

「僕は努力なんてしてないよ」

私「えっ!?修行も大変だしつらいし、お寺を立ち上げたときだって信者さんゼロからだから苦しかったはず・・努力して僧侶になってお寺を立ち上げたんじゃないの?」

夫「修行が大変?いやぁ~、僕にとっては楽しかった。上の位にあがっていくことが。それに、衣食住の心配をすることがないんだよ。こんなに守られた環境の中で生活できることがありがたかった」

夫「お寺を立ち上げたときは確かにマイナスからのスタートで2,3年は食えなかった。でも、絶対に自分の時代はくる!と信じてたくさん勉強してたんだ。でもそれは努力じゃないと思ってるよ



・・・・ほぉ~~~・・・・。

これぞ自分の持って生まれた才能を開花させた人のセリフだなと思いました。



「努力もしないで夢が叶うはずがない」という考えは一気に覆されますよね。

周囲からは、夢を叶えるために一生懸命頑張っている人のことを「すごい努力している」とみえると思います。

でも、当の本人は「努力」ではなく「無我夢中」なんですよね。我を忘れて夢に向かって突き進んでいるだけ。

やりたくてやっているだけなんです。

そして主人はそこに「お金を稼ぐ」という意識がなかったそうです。



”お金を稼ごう”と思って何かをすると上手くいかないよ、焦るから。



たしかに・・・たしかにそうです。。。わたしにおいてはめちゃめちゃ心当たりがあります 笑


ある女性実業家にも聞きました

わたしの尊敬する女性実業家のYさんにも聞いてみました。



私「お金のことをどう思ってます?」

Y「わたしはね、努力して稼ぐとかじゃなくてお金は神さまからお預かりしていると思ってるの。わたしを通じて人をしあわせにしてあげるためにお金はわたしに入ってきているんだと思ってるのね。」

Y「お金を自分のところにとどめておいてはいけないと思っていて、お金が入ったらそのお金をだれのために使うか、どうしたらその人が喜んでくれるかをいつも考えてる。もちろん自分自身を喜ばせることも忘れないけどね 笑。お金は使わないと入ってこない、そう思ってる」



・・・・もうね、成功者は思考が違うね。

お金に対する不安が一切ない。

でもでも、Yさんも自分で会社を立ち上げてから危機に陥り、ポケットに小銭しかない状態にまでなった方。今は年商数十億の会社に成長しています。

Yさんからも「努力してお金を稼ぐ」という言葉は出てきませんでしたが、お金に苦しんだ時期があって今の思考になったということは、最初から今の考え方ではなく、どこかで考えを変えたのではないかと思います。

人は変われるってことですよね☆


まとめ

飲食業を営んでいる姉ですが、そのお店は自分が好きでやっているわけではないんです。

あくまでも生活のため、お金のためにやっているといえる・・。それでもちゃんと利益を出せているのはすごいと思いますが、「お金は努力して稼ぐもの」という考えは、この現実からきているのでしょう。

姉は、本当に好きなことを仕事にしたいと思ってます。



なのに「夜の空いた時間にも働いたほうが効率的」と、目先のお金を手に入れることに気持ちがいっています・・・。

その時間を利用して本当に好きなことで生活できるように、そのための勉強時間にあてて、「10年先の自分」をイメージして動いたほうがいいですよね。



歳を重ねれば重ねるほど、過去に成功したことにこだわってなかなか新しいことに取り組めなくなりがち。

「お金は努力しないと入ってこない」という思考も、これまでの人生で長く思い続けていればいるほど、変えるのはむずかしいかもしれません。



でも、成功者の考えに触れてみると、自分を苦しめているのは自分の思考なんだと気付かされます。

気づいた時がチャンス!

しあわせなお金持ちの思考をどんどんマネしていきましょう!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください