「今、焦っているかも・・・」
焦っている自分に気づけたらまだ幸いです。
焦っているときは周りの意見も耳に入らなくなるし、イージーミスをしたりかんじんなことを見落としてしまいがち。
また、焦っているのが恋人や家族だとしたら・・・あなたならどうしますか?
その時、神さまやご先祖さまはどんなメッセージを送ってくれているのでしょうか・・。
焦ってまわりが見えていない!
我が家の住職は企業のアドバイスなどもおこなっています。
*ここからは個人守秘義務の関係上、実話を元にしたお話になっています。
住職がA社へ出向いたときのことでした。
A社は中小企業ですが、アイデアマンで人情深い社長さんと冷静で頭の良い奥さまが切り盛りしています。
これまで何度か倒産のピンチがありましたが、うまく乗り越えてこられました。
住職は一年ぶりに再会したのですが、社長さんは一年前とは少し様子が違っていたそうです。
本業だけでなく他のビジネスにも手を広げようとされている最中で、上手くいきかけているとご本人は思いこんでいる様子。
住職はすぐに社長さんの”焦り”を見抜き、その事業はいい結果を生まないことをズバリ指摘したそうです。
いつもなら素直に聞き入れる社長さんですが今回は「そんなはずはない!」と食い下がる。
なぜなら、その事業を後押ししてくれたのが経済界でとても力のある方だったということ、周りの人たちがそれに乗っかってるということだったらしいです。
でも、みんな甘い汁を吸おうとしているだけというのが住職にはみえていたのだとか。
結局、住職の忠告には耳を貸さないどころか逆に疑ってかかり、その事業は進めるという決断でした。
もちろん、悪い予言は当たらない方がいいんですよ。
ですが、その忠告は神さまがいったとしたら?
平常心であるなら、自分の間違いを受け入れられるはずです・・・。
焦ったときの対処法
夫は予言者ではなく、ご祈祷の際にご神仏からメッセージをいただきそれを伝えることができます。(夫は祝詞もあげられる僧侶です)
決して夫個人の主観でしゃべっているわけではないんですね。
それはこの社長さんももちろんご存知。
目に見えない存在からの助言がほしいから住職に会社をみてもらっているハズなのですが、会社の将来を考えて動いているうちに「このままじゃマズイ」という考えになりそこから焦りがでたようです。
焦ると本当に周りがみえなくなる。
もちろん生きていれば誰にだって起こりうることです。
焦っているときは何とかしなきゃと余計あせってパニックになり、けっきょく悪循環におちいります・・・。
こんな時は、心の余裕を取り戻すために一旦ストップして気分転換をするなどのリフレッシュをするのが一番ですよね。
でもそれは自分が焦っている自分に気づいている場合。
焦っている自分に気づいていない、人の意見も聞けないのであれば、気づくまでとことんいくしかないでしょう。
もし、自分の大切な人が焦りの状態に陥っていたら、わかるまで話をするか本人が気づくまで待つしかないです・・。
身近な人の意見に耳を傾けられないのなら、尊敬している人か、絶対的存在(ご神仏)の力を借りるしかないです・・よね。
神さまとご先祖さまのメッセージとは・・
神さまやご先祖さまからのメッセージを直接いただけることは当たり前のことではないので、感謝を忘れてはならないです。
でも、焦っているときはそれさえも見失うのでしょうか・・。
せっかくメッセージを頂けてるのに、本当にもったいない。
今回のことで、神さまは社長さんに何度もメッセージを送り続けていたのですが、やっぱり周りが見えていない。
夫をとおして、神さまは社長さんの暴走をストップしようと、かなり具体的に指摘をしたそうです。
社長さんと会社を守る力がすごい神さまがついておられたと夫は言っていました。
それでも「間違っているはずがない」と思い込んで何を言っても無駄な状態の社長さんに、神さまはもう無言。
最後のお言葉は「わからないなら放っておく」だったとか。
そしてご先祖さまはというと、一年前に社長さんとある約束をしていたそうです、
ですが社長さんはその約束をすっかり忘れていたらしく、「もう期待しない」と社長さんを見切り、その約束ごとを奥さまに頼んだそうです。
焦りから周りが見えなくなり、絶対的存在からも見放されてしまいました・・。
このとき、何事にも冷静な社長さんの奥さまは黙ったまま同席されていたのだとか。
これまでも奥さまの支えがあって幾度もあった困難を乗り越えてこられています。
誰よりも社長さんのことを理解しているはずですから、今回、奥さまがどう社長さんを支えられるのかにかかっているかもしれませんね・・・。
まとめ
社長さんの例からわかるように、焦り、パニックに陥ると目に見えない存在からの後押しもストップしてしまうことになる・・。
神さまもご先祖さまも、アドバイスしても起動修正できなければ後は本人がいくところまでいくしかない、という判断でした。
今焦りがあるかも・・と思う方は、身近な人の意見に耳を傾けてみてくださいね。
きっと、神さまやご先祖さまはその方をとおしてメッセージを送っているかもしれません。
その人の言葉の中に焦りを解消するヒントがあるかもしれません。
そして、焦らないためには
むりしない、
頑張りすぎない、
完璧主義にならない、
急ぎすぎない
ことが大事です。
確かに、まいにち忙しいですよね?
あれもしなきゃこれもしなきゃ、早く結果をださなきゃ・・。
でも住職いわく、「一日ひとつ」何かができればいいじゃないか、と言います。
そうすれば時間に、心に余裕が持てるようになると。
あとになって冷静に考えると、「そんなに急がなくてもよかったな~」と思うこともありますしね☆
☆追記☆
この社長さんはその後どうなったのか・・。
しばらくして、ご自身でそのビジネスは危険だと
察知したようで、ギリギリのところで
踏みとどまることができたようです。
とりあえず、よかった!
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