子育てには大切なことがいくつかありますが、その中でも子供に対する「親の言葉」って大切ですよね・・。
子育てをしていると、自分が子どもの頃はどうだったかなぁ・・と、子供時代をよく思い出します。
親がどんなふうに育ててくれたのか、その周りの大人たちはどうだったのか。
親から叱られたとき、褒められたとき、自分はどう思っていたのか・・・。
我が家にも6歳の女の子と5歳の男の子がいますので、子供の育て方について、夫婦でよく話しています。
夫は僧侶ですが教員資格を持っていて、お寺に入る前は幼児教育にも携わっていた経験があるため、私にとってはありがたい存在。
今回は、住職から教わった、子育てをする際に親が心にとめておいたらいいな、と思うこと、しまった!言い過ぎた!!というときの対処法をお伝えしたいと思います。
親の言葉は潜在意識に刷り込まれる
人は誰でも、身近な大人たちの言葉、意見、考え方、習慣、伝統を受け入れて育ちます。
子どもは周りの影響を受けやすく、小さければ小さいほど親や教師などの言葉をうのみにしますし、拒否することはできません。
特に、保育園や幼稚園の先生は子供にとって神のような存在ですよね。
そして、正しいものと間違っているものを見極める能力が身についていないため、あらゆるものを吸収します。
ということは、面倒をみてくれる大人たちの言いなりにならざるをえない・・。
それは子どもの潜在意識に刷り込まれていきます。
「ダメな子ね」
「なぜできないの?」
「バカね」
なんてネガティブな言葉を浴びせられて育つとどうなるでしょうか。
潜在意識は、繰り返し同じようなイメージを与えられるとそれが身についていきます。
知らず知らずのうちに、自分に自信が持てない子に育ってしまいますよね。
反対に、
「すごいな!」
「うまいな!」
と褒めてあげたらどうでしょう。
私たちも子どもの頃、褒められたらうれしかったはずです。自信がついたはずです。
それと同じで、「私にはできるんだ」と自分を信じることができるようになります。
親は、”ついうっかり”にも気を付けなければいけません。
子どもを嘘つき呼ばわりしたりマヌケ呼ばわりすることもタブーです。
そういわれてばかりいるとそのように育つということです。
親からちゃんと抱きしめられ、褒められて育つ子はバランスのとれた大人に成長するそうです。
しまった!言い過ぎた!!という時は?
私は、すぐ感情的になってしまいます。
ついカッとなって言葉や態度に出てしまう。
「今日は怒らないぞ。笑顔笑顔!」と思った10分後にはもう・・(笑)
そんな自分に嫌気がさします。
主人はそんな私に
「あのね、子育て中の母親が怒らないでいられるほうがムリだよ。ただ、その時に一呼吸おきなさい」
と言いました。
一旦怒りをしずめなさいということだと思うのですが、まぁ、これは私の課題です。
叱りすぎたことも多々。
その時は「さっきは怒ってごめんね」と子どもに直接あやまることもあります。
でも、子どもを傷つけてしまった・・そんな時にとってもいい方法が!!
子どもが寝ているとき、耳元で
「今日はごめんね。○○ちゃんのこと愛してるよ。私の子どもに生まれてきてくれてありがとう」
と囁きます。
この方法は、子どもの潜在意識に直接はたらきかけるのだそうです。
もし、そばで囁くのがむずかしい場合は、子どもが寝ている時間に心の中で唱えるだけでもOK。
「ごめんなさい」
「ありがとう」
「愛しています」
は、潜在意識の嫌な記憶を帳消しにしてくれる効果があります。
潜在意識に刷り込まれた記憶は消し去ることもできるのです。
これは、「ホ・オポノポノ」の潜在意識のクリーニング法でも使われています。
この方法は子どもだけに限らず、夫やお世話になった方にもできるので、私は毎日、感謝を伝えたい相手が眠っている時間に「○○さん、ありがとう」を唱えています。
効果絶大なうえにカンタンですよ!
まとめ
幼い頃の思い出の一つに、父が大好きだった私は父と一緒に寝ていました。
私が眠りにつく寸前に、ちちはいつも「世界で一番愛してるよ」と言ってくれていました。
その言葉で「私は愛されてるんだ」と安心して眠りにつけた記憶があります。
だから私も、子どもたちに寝る前に二人を抱きしめて
「二人はママの宝物だよ。今日もありがとう」といって眠ります。
今日、子供たちが感じた嫌なことやつらかったこと、悔しかったことをそれもヨシ!として一日を終えるように心掛けています。
親の何気ない一言も気を付けないといけないですよね~。。。。
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