「理想どおりの人生」「理想どおりの自分」を今現在生きている人って、実際は少ないんじゃないかなぁ・・。
小さいころは「理想」なんてあまり考えてないですよね?
きっとそれは「そのとき」をめいいっぱい味わって生きていたというか、「理想」を追う必要がなかったんだと思います。
理想の人生や自分を思い描いて生きること自体を知らないしね。
そして大人になると、自分がいつのまにか理想の人生を生きていないことに気づく。
「一度しかない人生を思い通りに生きられるのならそうしたい」
そう思えた人から「理想の人生」「なりたい自分」探しをし、それに近づこうとします。
実際、わたしも今時点では「理想の人生」「なりたい自分」を完全に手にしているわけではない。
それに、「理想の人生を歩んでいます!」という人に会ったことがなかった。
でもね、「理想の人生」を歩んでいる人に会っちゃったんですよね~・・・。
「理想の人生」を手にした人はこんな人
先日、友人Mちゃん宅を訪れたときのこと。
普段は留守にしているご主人がたまたま家にいたんです。(ご主人→パパさんと呼びます)
Mちゃん家は、夫婦二人と小学1年生と2年生のとしごの男の子の4人家族。
この家族ね、とにかく目立つんですよ。
身体が大きいからとかではなく、オーラがちょっとちがう。
その家族が来るとそこ一体が温かい雰囲気に包まれるんです。波動が高いってこのことなんだろうな・・と。
何度か自宅にお邪魔しているけど、すんごく居心地が良くてホッとする家。
今日も落ち着くな~なんて思いながら、パパさんとMちゃんと話していて何気なく聞いてみました。
「パパさん、パパさんはすごく幸せそうなんだけど、今理想どおりの人生を手にしたって思える?」
その問いの答えは「Yes!」でした!
小さい頃から就きたかった仕事に就いて、20代後半で結婚。マイホームを建てて2台の外車を所有している今。
自分が思っていた現実を手にしているわけです。
それにね、「理想の妻なんだ!」って。
Mちゃんて、平日はお仕事バリバリ頑張ってるから帰りも遅いし料理もあんまり得意じゃないらしい。
でもすごく家族思い。
パパさんのいう「理想の妻」って、料理ができて掃除も上手くて・・・なんていう外側のほうではなく、彼女の精神面が理想どおり
だと言っているんです。
2人のこどもたちも、いつも笑顔で優しい男の子。
愛情をいっぱい受けて豊かな心をもつ子たちで、外からみれば「誰もがうらやむ家族」といえる。
話せば話すほど「この家族は愛がいっぱいなんだな~」と伝わってきました。
理想の人生を手にした人の考え方と習慣は意外とシンプルだった
わたしとしては、「どうやって理想の人生を歩めるようになったのか」が知りたいわけです!
まず、パパさんのものごとの考え方、捉え方がどんなふうなのか。
パパさんは、Mちゃんが「夜飲みに出たい」といえば快く出してくれるんですね。その理由を聞いてみると「Mちゃんが楽しいならそれでいい」と。
平日はあまり家のことができないことを申し訳ないと思っているMちゃんが「仕事やめて家にいてもらいたい?」と聞くと「そりゃあね、一緒にいたら楽しいから」
パパさんは何かを決めるとき、必ず「楽しい」を選択しているんです。しかも、妻、子どもたちが「楽しい」ことが一番。家族が楽しいなら自分も楽しいという考え方。
子どもたちの集まりなどのときも、面倒をみてくれるのはパパさんだし、あれ?いなくなったな~と思ったら子どもたちにアイスを買いに行っていたりと、とにかく相手が喜ぶことを率先してやるタイプですね。
パパさんを観察していると、よく動くんですよ。
Mちゃんと話に夢中になっている間に、料理が足りないなとお肉を焼きに行く、自分も会話に参加しながらお皿洗ってたり片付けしたり。
平日も、Mちゃんの帰りが遅いときは料理も作っていたり子どもの勉強をみたりと、Mちゃんをフォロー。
すごく家族を大事にしているんだな~・・。
そんなパパさんにもう一つ質問してみました!
「パパさんのストレス解消法ってなに?」って。
答えは「そうじ」でした。
そう、Mちゃん宅は「いつ人が来てもウェルカム」というくらいいつもキレイ!
車も汚れてる状態を見たことがない。
Mちゃん、あんなに忙しくしてるのにそうじはいつもやっていてすごいな~とおもっていたけど、パパさんだったのね!
「理想の人生」を手にした人の考え方は「楽しい」ほうを常に選択することと、毎日の「そうじ」で心も磨かれて一石二鳥!
「相手の幸せ」を思う気持ちで感謝が生まれてそこには幸運が舞い込む。そして、その幸せがどんどん大きく育っていく・・・。
まさに「理想の人生」は一瞬一瞬を楽しむことで作られていくのだと思います。
「理想の人生」を手にするまでには苦労も・・
パパさんは幼少期、とても苦労したようです。
6人兄弟の末っ子(上5人はみんな女!)に生まれ、父親が保証人になったせいで超貧乏生活をおくり、食べ物もなく自分の部屋どころか寝るところも空いている床に布団を敷いて寝るような生活、勉強も床でしていたそうです。
おまけに父親は母親に暴力をふるうという、つらい環境で育ったみたい。
その実家には独身時代は仕送りを続け、今でも突然「家の修理代」の請求がきたりするらしい。(そんな時は兄妹で折半するそうです)
父親がパパさんの反面教師になったのでしょうね。
安定した職につきマイホームをもって家族と仲良く暮らす・・
とてもささやかな幸せかもしれませんが、その幸せを手にしているにもかかわらず愚痴や不満が絶えず、家族仲もうまくいかない家もたくさんありますよね。
理想の人生を手にしたパパさんには「絶対父親のようにはならない。子どもに自分が味わっきたようなつらい思いをさせないんだ」という強い思いがあるんだろうな、と思います。
大きな夢をもち、それを叶えるにも、今の自分が幸せかどうかが明日の幸せにつながるのだから、まずココを大切にすることからですね。
寝るときに「今日も幸せな一日だったな~、楽しかったな~」と思えるような日々を送りましょうね☆
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