節約上手やりくり上手になるためには まず「お金の価値観」を変えよう





家族4人で一か月の食費が2万円台とか・・
すごいと思います。

そういう節約上手でやりくり上手な奥さん、
ホント尊敬します。



わたしは「節約」という言葉がニガテ
というか、

節約するくらいなら「収入を増やそうよ」
みたいなところがありました。



でもここ最近、
「稼げばいいんだ」というその心が
わたしがやりくりがヘタで
お金が貯まらない原因なんじゃないかと
思い始め、

そんな私のホンネを
夫に言ってみたところ

『「稼げばなんとかなる」という心を
まずは捨てなさい』

とお叱りを受けました・・。



僧侶である夫の教えによって
未熟な自分に気づき、
「節約上手でやりくり上手」を
目指すことにしました。



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まずは現状を見直す!

まず、今の状況から。



結婚してからは
お金の管理はわたしに任せてくれていますが
夫も我が家の「お金事情」は把握しています。

ただ、生活費をどういうふうに
使っているかまでは知りませんでした。

生活費の中で
食費、日用品費、レジャー費、医療費と
だいたい割り振って使っていますが
この生活費が余った!ということがないんですね。



それよりも、
足りなくなって他から引っ張ってくる
ことのほうが多い!

引っ張ってくる場所は
わたしのお小遣いだったり
ちょっとしたヘソクリのような
ところからです・・。



だから小金が貯まらないのです。



生活費内でやりくりできないというのは
主婦として失格かなと思いました。



夫から
「まず、今まで自分が
お金をどう使ってきたか、
そのときどう思ったのか、
なぜ足りなくなったのか、
思うことを全部全部紙にかき出しなさい」

と言われました。


お金の価値観は育った環境が影響している!

幼少期から今まで、わたしが
どんなふうにお金と付き合ってきたのかを
思ったこと、感じたこと、
なぜその時そうしたかまで
洗いざらい思いつくままに書いてみました。

そうやって、
わたし自身をもう一人のわたしが冷静に見てみる。

そうすると、お金の価値観が
育った環境や親のお金の使い方が
大きく影響していることがよ~く
わかりました。



わたしの両親は共働きで
母も男の人並みに働いていたため、

夜ご飯が外食になることも多々あり、
「日曜日の夜のおでかけ」が楽しみという
ことはありませんでした。

外食は普通、
お金に困ることもなく、我慢しなさいと
いわれることもなかったなと。



母も
「当時はお金は使えば入ってくると思ってた」
なんて言ってたこともあったので、
節約して貯金をするというよりは、
欲しいものは買う、今を楽しむという
環境で育ったということが見えてきました。



わたしが大人になっても
お金の使い方は親とよく似てた。

そしてそのまま妻になり母になり
今に至る・・。

自分を丸裸にしてみて
「これじゃお寺のおくりさんは務まらないな」

*おくりさん=お寺のお嫁さん

というのが感想です。



賢いおくりさんは、お金をしっかり貯めます。



そのためたお金で資産を作り、
お寺の収入に頼らずに食っていけるよう
別の収入源を作るのです。

今のわたしにその素質はないなと
思ったと同時に、
夫や子供に申し訳なく思いました。

そして
「稼げば何とかなる」というわたしの考えは
思いっ切り間違っていたのだと。



もう一つ、
わたしは「自己抑制力」が
コントロールできていなかった
ことに
気づきました。

要するに、「欲しいものは買う」
「楽しいことには使う」
という、自分の我がままに
気がついていなかったということ。

でも、それに
今気づけたことをよかったと
思うことにしました。



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守ることの大切さ

夫はわたしに働いて稼ぐことよりも、
今あるものを守ってほしいと。



でもわたしは優先順位を間違っていた。

妻として母として、お寺のおくりとしての
仕事がまず第一のわたしの仕事なのですが、

やりくりが下手なことに気づかず
使えるお金をもっと増やせばいいと
思いはじめ、
「わたしも自分で稼げるように頑張りたい」
と思うようになっていたのです。



この考え自体は
悪いことではないとは思います。

夫もそれは言っていました。

でも、うちはお寺なので神様仏様に
食べさせて頂いているわけです。



そのお金を大切に使うこと、
そしてなるべく使わない努力をして
守ることが、わたしに欠けていたこと
だと教えられました。
(お金だけじゃないですが)

「お金の価値観」は変わる

節約上手でやりくり上手になるためには
まず、「お金の価値観」を変えること。

そうでなければ、
節約への苦手意識やまた生活費が
足りなくなる状態を繰り返すことになります。



幼少期から今まで、自分が
どんなふうにお金と付き合ってきたのかを
思ったこと、感じたこと、
なぜその時そうしたかまで
洗いざらい思いつくままに書き出してみる。

そうすると、
自分を客観的に見ることができます。



人生を辿っていくと
同じことをずっと繰り返しているのが
よくわかります。

神様が何度も気づきを与えてくれていた
のに、まるで気がついていないんですね。

だから何度も同じことが
目の前に現れて同じ思いをしてる。

こうして、これまでの自分の
「お金の価値観」を知る
ことが
本当に大事です。

わたしの場合、
自分は浪費家でどんぶり勘定で生きてきた
ことがわかりました。



それがわかれば、
そんな自分が嫌だと思えば、
「お金の価値観」は
カンタンに変わるものです。



今の価値観を捨ててしまえばいいのだから。



それができないというのなら
いつまでも変われませんよね。

例えば
「食費を月3万円にしよう」と
思うとする。
それを「わたしにもできる!」と
思ってチャレンジしてみる。
節約をたのしんでみる!



わたしは
「稼げばなんとかなる」を捨てたら
生活費を余らせることができるような
気になってきました。

節約について
いろいろと学んでみようと思います。



わたしがなんらかの形で
収入を得たなら、それを丸ごと
貯金できるくらい、
節約上手でやりくり上手な奥さん
でありたいものです。

節約上手でやりくり上手な方、
ぜひそのやり方や
「こんな成果が上がった!」
という情報をシェアしてくださると嬉しいです☆

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